客先行くのに、啓蒙書で一夜漬けする俺様
| 5種類の燃料電池について、それぞれ構造・特徴・利点などを詳述。同じことを毎回繰り返しているようなところもあるが、何度も出てくるくらい重要なこと、という訳で繰り返し読まされることによって覚えてしまうという利点が。「縦書きの本」で見開き1節の構成で、しかもイラストだらけなくせに、半反応式や酸化還元電位など省略せずみな載せてあり、啓蒙書にありがちな、素人にも判るようにといい加減に端折ったりあいまいな表現になったりという点がまったく見られない。初版が2001年なので今の話題に弱いのはさすがにしょうがない。一般人向けの啓蒙書として、これほどサイエンスに妥協せずに読み易い本は初めて見た。 |
| こちらは特に高分子ということで電解質膜・触媒にフォーカスした本。2005年11月発行なので、最新の情勢、特に現時点での課題について挙げてあり、かなりためになる。論文の reference があるような本。 |
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