先夜見た映画
深夜にテレビで放送される映画って、あまり視聴者や視聴率のことを考えないでいいのか
趣味で選んだとしか思えない、よく判らないセレクションの割りに存外面白かったりして
けっこう見てしまう。
無論、ヘンテコな映画なこともあるんだが、それはそれなりに
いろいろと考え込ませてくれたりしていいものである。
犯人らしき人物はそれらしく提示されているので、見ているものの興味は主人公が
如何にその人物と対峙しどの様な結末となるかだが、
待っているのは衝撃の結末。
しかも、2種類の真相がありえるように工夫がされており、後味の嫌さ加減にさらに一味加えている。
このエンディング、小説だったらありだろうけど、映画としてはどうだろう。決して
「あの映画面白かったよ。ぜひ見てみたまえ」と人に薦める類の映画じゃないと思うが
文学性(?)は高い。
見たものに、何がしか考えさせるものを与えるという点では立派な映画。|
- 監督:ショーン・ペン
- 出版社・メーカー:ハピネット・ピクチャーズ
- 出版社・メーカー:ハピネット・ピクチャーズ
- 出版社・メーカー:ハピネット・ピクチャーズ
- 発売(予定)日:2003-11-27
- 定価:¥ 2,940
- Amazon内売上順位:48282
- 評価:4.0
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