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主人公は賢そうな目をした、おそらく小学校高学年くらいの少女。周りの大人がみな馬鹿に見え、世界を自分が支配できると思う年頃。
少女は母と祖母と、祖母の営むモーテルで暮らしている。父の影はない。近隣には友達もなく、幹線道路の道端でひとり遊びをし、テレビを見、自分を満足させながら一人暮らしている。
そんなある日、知能障害のある青年が母に連れられてモーテルに滞在する。
青年は施設に預けられ、母とは別離するのだという。
少女は、自分なら青年を救えるし、自分ひとりでも生きていいけると思うが…。
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