2004年1月8日(木)

afs

突発的に、個人的に自分が利用する計算機の回りに afs なシステムを貼ってやれと決意して一日潰す。

afs の実装と言えば IBM のもとへいったオリジナルの他に OpenAFS, arla, coda とあるわけだが coda で手詰りだったのは記憶に新しい。一方 arla は supported platform に {Free, Net, Open}BSD, MacOSX と並べていて頼もしい。

ってんで arla を FreeBSD 4-stable, 5.1release, MacOSX 10.2.8 で build しようとしてハマる。こいつの configure は FreeBSD の kerberos を検知しないぞ。 Mailling list の投稿を見ると別に /usr/heimdal とか作ってる様子。うーむ、 requirement はちゃんと書いておけって感じ。

結局半日潰して諦めて OpenAFS を試してみると、こっちは configure で sysname を明示してやらないといけない(配布物に入っているヴァージョンには合うものがないので --with-afs-sysname=ppc_darwin_60 等とした)他は問題なく、FreeBSD 4-stable, MacOSX 10.2.8 で compile 成功。 5-current は /usr/src/sys/sys/buf.h 読んだところでスタック。

しかしこの後どうするかね

ちなみに、決意にいたった経緯だが、最近利用可能な計算機は増えて来たんだが、あっちにはコンパイラがないこっちには CPU power がない、ファイルを渡そうと思えば彼のアカウントはそっちにはない、 X がないから ssh -f -X kterm できない、絵を書いても gv で見れない、アーキテクチャは揃っているのに全部に個別に lam なんてインストールする気にならない、今一回やりたいだけの計算のためにあの巨大なファイルを転送してなんかいられない、と何かやろうとするたびに邪魔されて、結局何の不自由もなく使えるのは自分のノートだけかゴルァ、こいつで1日仕事の数値計算やってろってのかってんで AFS で共有されてればって話につながる。

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