2003年6月19日(木)

デムパ系CEO

SCOのリクツがやっと判った

われわれはUNIXを1本の木として考えています。われわれはこの木の幹を所有しています。UNIX System Vが幹の中心を走っているのです。つまり、われわれがUNIXの中核部分の所有者だということです。

この木の幹からたくさんの枝が出ており、これらが各種UNIXにあたります。HP-UX、IBMのAIX、SunのSolaris、富士通や NECの製品に搭載されたUNIXなど、さまざまな種類のUNIXが出回っています。SCOも2種類のUNIXを提供しています。OpenServerおよびUnixWareです。しかし枝と幹を混同してはいけません。幹となるのはSystem Vのソースコードで、これこそがわれわれに巨大な権利を与えている部分です。幹から枝分かれした派生的製品をコントロールする権利がそこに含まれているからです。

エンタープライズ:Interview:SCOのマクブライドCEOがすべてを語る――われわれはなぜIBMを提訴したのか (2/4)より

先日の OSI のポジションペーパーでは、その「幹」は古すぎて誰もそれに依存していないということだった。それに、そもそも「幹」のうち、本当に SCO が独占的に権利を持ってる部分ってかなり細いんじゃ……。

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