夜行録 - 酔歩.net

日暮れて道遠し さらに夜道を行く もって夜行録と名付く

SU-27W

SU-1Bは復活したんだが、ポチったSU-27Wが届いたのでちょっと使い勝手を見てみた。
丁度、仕事でつけてたログノートが一冊使いきったところだったので、切り替えられるタイミングでもあったし。

ノートなら色々持ってるし、ってんで妙なところでケチって eXpansys からポチったら、えらい時間はかかるし、送料だの税金・手数料だのがついてきて、ちっとも得をしていない気分。しかも S60 用のアプリが含まれていないことに気付いていなかった。これはかなり不覚。よく見るとちゃんと書いてあったのに。

2008.7.12 追記: Nokia Europe で SU-27W のページを探してサポートを見たら、 PneMail, PenPalOS がダウンロードできるようになってた(ペンのシリアルナンバーでチェック)。 Nokia Japan にはなし。そりゃついてないバージョン日本では売ってないから、ってことかも。

ペン自体の出来(プラスチックの質感とか、バイブレータの振動とか)は SU-1B より安っぽい。 リフィルのペンの書き味は SU-1B のものよりマシだったかな。でもどうせ、ゼブラのシャーボXのリフィル使うからいいか、と思ったらこれが大失敗(後述)。 SU-1B はキャップが外れ易かったが、その点はずっとマシ。

とりあえず、 SU-1B 環境を残したまま上書きインストールしてみる(結構容量食う)。
起動してみるとかなりメモリを食う。 しかし投げ遣りな Nokia の Digital note viewer よりは随分高機能っぽい。 ついでに、 Maxell の A4, A5 note の定義ファイル(.PDA)が含まれていた。ラッキー。 これで今打ち合わせノートに使ってる Esselte の後継がなんとかなった。 残念ながら、やはり Pen de Memo の PDA は取得できない。惜しいなぁ。

Mead Legal notepad と John Dickinsonのノートでは、用紙の模様まで表示された。 これは用紙データの方に入ってるんだろう。

convertプログラムを使って、古いノートのファイルを変換できる。 ただし、 io2 software からはちゃんと開けているのにアイコンダブルクリックでは開けない謎。

とりあえず使ってみたが、いきなり失敗(右図)。すらすら書いてペンを紙から離すとビーッと振動しっぱなし。如何にもエラーですって感じ。とりこんでみれば見て判るように、ペン先を紙から離している間もストロークになっちゃってる。
これじゃ使えねーぜとかなり焦った。が、図の下に見るように最終的には成功。原因は、シャーボXのリフィルが微妙に深く刺さることだったようだ。意図してペン先が少し長めに出るように押し込みきらないで書くことでなんとか成功。しかし、目で見て判んないから、重要なこと書いてるときに気付かないうちに深く刺さってしまってると危険だなぅ…。

ペンを同期させるとえらく待たされるんでかなりうさんくらいんだが、どうも OCR に書けていたらしい。もちろん日本語は解釈に失敗する。かなりうっとおしいんで同期時の convert は速攻切った。
1ページ毎に別ファイルになるので、グループ化で一つのファイルにしてやる。

この後で、古い SU-1B のペンの方で書いたのを取り込めるかと試したら、機能衝突してて全然取り込めなくて苦労した。SU-27W 用のは windows のサービスとして起動してるんで、それらをみんな落してやって、 SU-1B 用のサービスを再起動するとかしてなんとか取り込み成功。
しかしこんな苦労するんじゃ 27W と同時には使えんな…。ペン自体は 1B の方が出来はいいんだがなぁ…。 io2 software が 1B のデータを読めればいいのに、どうやら不可能のよう。

あと 1B の方は Nokia 携帯と同期させてあって、そっちへデータを画像で送れるんだが、 27W は独自データでしか送れないようで、上述のように S60 アプリがついてこないとそのデータが扱えない…orz

2008年06月11日 (Wed) - 21:43:00 - デジタルノート - 3517x - permalink
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