夜行録 - 酔歩.net
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Sunday, 23.08.09
SugarSync
とりあえず SugarSync の Free 版を試用してみる。
snow leopard
は?やく来い来いすのれぱ?、な状態だったんだが(予定じゃ28日)、今頃になってこんな新機能があることに気がついた。
Grand Central Dispatch
Grand Central Dispatch新登場。
この差し迫ったニーズに対応するのが、Mac OS X Snow LeopardのGrand Central Dispatch (GCD) です。GCDは、ディベロッパが、これまでよりもずっと簡単に、マルチコアシステムのパワーを余すところなく引き出せるようにする、はじめてのテクノロジーです。GCDでは、スレッドは、個々のアプリケーションではなく、オペレーティングシステムによって処理されます。 GCD対応のプログラムは、利用できるすべてのコアに作業を自動的に分散するため、デュアルコアのMac miniから8コアのMac Proまで、どのMacでも最善のパフォーマンスを発揮できます。ディベロッパがアプリケーションにGCDを使うようになれば、パフォーマンスの飛躍的な向上を実感する機会も増えることでしょう。
磨きに磨きをかけたエンジン。
Grand Central Dispatchは、すべての処理を効率的に行います。コンピュータのプロセッサの数を考慮して、アプリケーションの作業負荷をリアルタイムで調整します。また、行っている作業に必要なスレッドのみを使うことで、アプリケーションの効率を高めます。たとえば、 GCDがないと、アプリケーションが最大時に20のスレッドを必要とする場合、20のスレッドがセットアップされ、何もしていないときでもリソースが消費される可能性があります。一方、 GCDは、アプリケーションが使っていないときはリソースを解放し、システム全体がより機敏に対応するようにします。Macのすべてのアプリケーションが GCDを使うようになったときの効率性とパフォーマンスの高さは、今とは比べられないものになるでしょう。
コアへ内蔵。
Grand Central DispatchはMac OS X Snow Leopardに完全に一体化されているので、すべてのアプリケーションがマルチコアプロセッサをよりいっそう、簡単に活用できます。さらに、Mac全体が複数のタスクを同時に、より効率的に処理できるので、全体的なパフォーマンスが高まります。
強力な開発ツールにも。
すべてのMacに用意されているXcodeツールを使って、Grand Central Dispatchに対応したプログラムを作成する場合、Xcodeデバッガ、 Instrumentsパフォーマンス解析ツールを使って、ランタイムでGCDを確認できます。GCD作業キューのチェックもあっという間に、実行中のコードの特定のブロックまで細かく行えます。GCDは利用できるすべてのコアにタスクを効率的に割り当てるため、ディベロッパはアプリケーションを隅々まで把握できます。