黒山羊團右衛門暮日録[2000/06]


2000年6月30日(金)

_ 売っているのをたまたま見掛けたので、用もないのに扇子を買う。

2000年6月29日(木)

_ もう一ヶ月近くも某ニュース系山羊アンテナが、 真っ先に自分のキャッシュを確かめた後 「これが最新だからネットの方は調べないもんね〜」 と言ってチェックしに行ってくれなくなったんだが、どういう挙動だろうね(--;;;。

_ 今月後半分に関していろいろと補完。


2000年6月27日(火)

_ sgimpis が tree に import されていたようですな。 近所の研究室で使わなくなったのを取り上げてきた INDY が 使われずにあるのよね……。

2000年6月26日(月)

_ RMC のコードを任意の多分子種へ拡張。 モチベーション下がりまくってて、ぽっつりぽっつりいじってたらできちゃったわ。 これでドクター来た時に書こうともくろんだコードを書き終えたことになる。
っつー訳で、欠番になっていた revision 2 を埋めて、元ネタ通り最後に "revision II (KANAYAGO)" の登場。 っていつのネタ引き摺ってるんだ?>俺(^^;;;。

_ 半月ほど前、朝、ゴミを集積所に持って行くと近所のおっさん風の男たちが3、4人 ブラブラしながら何やらさりげなく通る人を見てる。
げげげ、歩哨が立ってる(--;;;。剣呑やのぉ。
学生ゴミ出しのルールなんて気にしないからなぁ…。っつーか、3月の引っ越しの 時の名残か、あまりに関係ないものも多いしともかく汚い。 とうとう業を煮やしたか…。
等と考えていたら、ある日アパートの壁に張り紙がしてあるのに気が付いた。 なんでも今までの集積所が使えなくなって、 八方手を尽くしたが代替地が確保できなくて、 役人と協議のすえ何処ぞの道ばたを使うので集積所が移動になるという。 それでいいのか(^^;;;。
っつーかね、集積所の間隔が広すぎると思うのね。 だから一カ所の集積所に大量のゴミが山積するのね。 多分、大学ができる前の人口に基づいた区画分けなんだろうなぁ (まぁ学生アパートしかない町内会作ってもしょうがないけど…)。
っつーわけで、今朝新しい集積所にゴミを出しに行ったら やっぱり歩哨が立っていました事よ。近所のおっちゃん大変やなぁ。


2000年6月25日(日)

_ ここ半月近く「収束しねー」と悩んでいた bug がとれた……。 bug はシミュレーションのコードではなく解析する方のコードにあった。 その昔「うごけばいいやこんなのめんてしねー」と書いた手を抜きまくったコードを 拡張して使い回すとき、全体を読み直すのに挫折して 「多分こうだろ」と一部のコードを適当に書き移したら枝刈りの変数を 微妙に間違えていた……。気が付けて良かった……、 っつーか理解せず「こっちの変数かも」と書き換えて 挙動が変わるか確かめただけなので2度目は期待できないぞ(^^;;;。
でも、あのコードのことはこれ以上考えたくないから、再度棚上げ(爆)。

_ ひさしぶりに PVM の hack & install。 dual home host を master host にすると hostname 側の ネットワークしか見なくなるようなので注意がいるようだ。 う〜ん、これ firewall でこっちの network interface は rsh 切ってるとか ゆーシチュエーションだと問題あるんだがどうにかできるんだろか?

OpenBSD 2.7 と pvm 3.4.3 の組合わせでどうにも ソケットファイルのオープンでしくじる…。 昔も同じところで引っ掛かったんだが、 pvm の task を起動しようとしたところで

       if ((authfd = open(authfn, O_RDWR|O_CREAT|O_TRUNC, 0600)) == -1) {

     [EINVAL]      The flags specified for opening the file are not valid.
でくたばる。前回は O_TRUNC を外すことで回避できたのだが、今回は駄目。 いろいろ試していると、そもそも flag がおかしいときには pvm の console の起動時にエラーを出していることに気が付く。 同じコードなのになんでエラー出すタイミングが違うんだろ?
っつーか、なんで open ごときが OS 依存、しかも version 依存するんだ?

2000年6月22日(木)

_ 近所の先生が借りていっていた装置が改造されて返ってきた。 のはいいんだが、増加パーツが我々が想像していた以上に大きくて 設置するために実験室の配置換えを余儀なくされてしまった……。 っつー訳で労働。中には 50cm x 50cm x 1m くらいで 200kg はある、 ほとんど「呪いのかかった漬物石の入った呪いのかかった大きな箱」 みたいなものまであってかなりつらい。 でもこれを二人くらいで動かせないようだと運送屋にはなれないのだ(笑)。

_ xmms の Xaw な skin かっちょぇぇ〜(@_@;;。 しばらく xmms 使っていよう。


2000年6月20日(火)

_ sylpheed に引き摺られて xim へのシフトが進んでいて、 その一環で tgif の xim 対応を図る。
FAQ に書いてあるようなソースの改変を行って (PJE ぢゃねーぞ、俺は)
   convkinput.c
      imProtocol = IM_NONE ---> imProtocol = IM_XIM
    convxim.c
      XFilterEvent(xev_p, drawWindow);
        |
      XFilterEvent(xev_p, xev_p->xkey.window);

nls 対応で make する。なんで FreeBSD の ports の tgif は nls 版、非 nls 版で version が違うんだろう……(--;;;。 リソース書いてちゃんと VJE-Delta から開くようになった。
Tgif.DoubleByteInputMethod: xim
Tgif.PreeditType:       overthespot
気が付いたら truetype 用のリソースが消えていたので 書き戻しておく。

_ VJE-Delta の記号入力ツールは JAVA で書いてあって、 なんとかこれが使えないかと長いこといじくっていたが結局駄目だった。 っつーか FreeBSD の ports の jdk-1.1.8 腐ってるんじゃないか?


2000年6月19日(月)

_ ${HOME}/.xsession やリモートの ${HOME}/{.login,.logout} に ssh-agent を書き加えておく。ややこしいでござるのぉ。
Eterm は LANG=ja_JP.EUC (かそれに類する)環境で起動しないと xim を open できない。都合で export LANG を E の起動の 後に回しているので E から Eterm を起動すると LANG が渡らないので ${HOME}/.enlightenment/user_apps.menu の方に手を入れて env LANG=ja_JP.EUC Eterm としておく。

2000年6月18日(日)

_ 天気が良かったので布団を干す. 天気がいいのを狙った割にはあまり乾かなかった….

_ inside Linux に書いてあった URL は さすがに obsolete で、検索したら Alex FTP Filesystem がそれらしい. なお inside Linux の方には特に Anon とは書いてなかった.


2000年6月17日(土)

_ 洗剤がなくなったので買い物に行って, ついでに食物も補充しようとしていると 蟹が売っていた……. かなりソソるものがあったがイマイチ調理法を思いつかなかったので (味噌汁用とは書いてあったけど, あの数を味噌汁にいれたら 食うのにしばらくかかるな…って全部一度に茹でなきゃいいのか(^^;;;), 結局買わなかったんだが, 食物のうまそうなシーンには事欠かない 池波正太郎の3シリーズで蟹を食ってる場面ってあったっけかな?とふと気になったので (エッセイの方で本人が子供のころおやつに蟹を食ったと書いているのは 覚えがあったし, 沢蟹くらい江戸で喰っててもおかしくない気はするんだが そういうシーンは思い出せない) 帰ってから鬼平料理帳, 剣客商売包丁ごよみ, 藤枝梅安料理ごよみの 3 冊で 探してみたけど見つからなかった.
で, そんなものまとめて一気読みしたらなにやら食物つくって喰いたくなったので, もう一度今度は別の店まで出かけて酒と胡瓜と豆腐と買ってきて, 塩揉した胡瓜に芥子を添えたのと湯豆腐で酒をなめる. 世に言う藤枝梅安ごっことかそのたぐいである. 池波世界で言うところの「梅雨の湯豆腐」ってのはもっと肌寒い ときに食うイメージがあるが, 今日は気温は上がらなかった割には べらぼーに蒸し暑くて気が狂うかと思った(--;;;.

_ で、飯喰いながらテレビつけておいたら NHK 教育で seti のドレイク博士が出てきた. う〜む 「電波を出している地球外知的生命体を発見できるものと信じて」 などと言われると「と」な学者に聞こえてしまう(^^;;;. SETI@home: Search for Extraterrestrial Intelligence at Home な場面も放送していたけど, 曰くありげに SCSI の error log 出してる console 映すなよ(^^;;;


2000年6月16日(金)

_ amd が刺さったのは 2 度目なのでさすがに対処しようと思って, 前回刺さったときに調べてそのまま棚上げになっていた amd の document を読み直して, type:=program で mount するのを止めて amd に mount させる map file を書く.

/defaults       fs:=/${autodir}/${key};\
                opts:=rw,grpid,resvport,nfsv3,nosuid,nodev,soft,\
                rrip,extatt

cd0     host==ouroboros;dev:=/dev/cd0a;type:=cdfs;addopts:=ro
cd1     host==ouroboros;dev:=/dev/cd1a;type:=cdfs;addopts:=ro
cd2     host==ouroboros;dev:=/dev/cd2a;type:=cdfs;addopts:=ro
cd3     host==ouroboros;dev:=/dev/cd3a;type:=cdfs;addopts:=ro

mo0     host==ouroboros;dev:=/dev/da0a;type:=ufs
fd0     host==ouroboros;dev:=/dev/fd0a;type:=pcfs

j11     host!=jormngand;rhost:=jormngand2;rfs:=/home11;type:=nfs
g31     host!=gaftnochec;rhost:=gaftnochec2;rfs:=/home31;type:=nfs

_ なんだか調子がいいようなので lfs を常時使ってやることにして イキナリ /var に mount したりする(^^;;; (昔の、ファイルを 書くと刺さったり 消すと刺さったり というのは何だったんだ?(^^;;;)。 ちゃんと動いているなぁ。 この区画は 2G くらいあるから調子がいいようなら export してみるかな?

_ 今月の頭の方でやっていたねとはくのプレイ、セーブしたまま 続きやってないのよね……。侍で始めて、 オークリスト作ったら鉱山で骨サーバから人の死体拾って、 それがグレイスワンダーとウェアベーン持ってて、 鉱山の街の神殿が自分の神様だったのでさくっと捧げたらスニッカーズニーくれて、 エクスカリバー作ったことなかったな〜思ってふと作ってみて、 これで武器アーティファクト5本(笑)。侍のクェストアーティファクトは 武器扱いな気がするなぁ(^^;;;
このプレイ、祭壇はいくつも出たし自分の死体ももう3、4体供養したし、 かなり運はいい。それでもかなりスリリングだったけど…。


2000年6月14日(水)

_ 件の実装がどうなるのかともうすこし続きを考える。 パス名の文字列ばらして開いてなんて言うのはどうするものか十分想像つくのだけど、 open を拾ってどーするこーする mount_hugahoge ってなにするのという 辺りの知識がないので勉強する。
ファイルとして存在していないけれどパス名受けて何かするぞと言うのは portal filesystem がすでにやっていることなので(っつーか それから連想したんだが)、そこからパクれるだろうとタカをくくりつつ 「最前線UNIXのカーネル」で探してみると、 11.9 章の watchdog (1988 年のワシントン大による FFS の拡張) がそのままそのものじゃないか(^^;;;。
ファイルにデーモンを割り付けておくと、 system call で開くときに kernel が daemon の方に振り向けてくれて daemon は好きなことをしていい(^^;;;、というもので、 これをディレクトリに割り付けておけば、 そのディレクトリ下にファイルがあるつもりで open すれば 結局ディレクトリに割り付けてある daemon に渡るというから、 欲しいものは既にできているようなものである。
で、実装を探すとないんだな、これが(^^;;;

_ しるばん、わしとおなじこと考えてる〜(^^;;;
でも amd は中心技術が NFS だから……、あ Anon-FTP を file system に map するっつーのはある気がするから (inside Linux ネタだから obsolete かも) それを program で mount すれば…、 まぁ static に host が固定という欠点はあるか…。

_ この本、わしが買ったんじゃないです。師匠が買ってきたのを 「暇なときにぱらぱら読むから置いていきやがれ」いうたら 「わしも暇なときにぱらぱら読もうと思って買ってきたんじゃ」 言われてしまった(^^;;;。
シリンダ/へッダ/セクタなんてもはやアクセス速度と何の関係あるの ってなもんだよなぁ……。

_ 5月15日の締め切りに出した論文が帰ってきてた。 日付のスタンプが5月30日で不気味に早い……。 っつーか残りの半月どこで寝てた?(^^;;;。
まーやりなおせいう内容じゃなかったからなんか対応すべー。


2000年6月13日(火)

_ 結局、オオモトの 再計算してみると微妙に値がずれている 症状には改善がないぞ(--;;;;;;

_ HTTP を file system に mapする話で、 portal filesystem を使えば /p/tcp/hogehoge/httpとかできなくもないと気が付いた。 ただし、自分で GET hugahoge しないと駄目だけど…。


2000年6月12日(月)

_ バグを潰したら シミュレーションが収束しなくなっちゃって、 パラメータのチューニングをあーでもないこーでもないと 1週間くらいイジクリ回していた挙げ句に
      if (exp((tbval-newtbval)*temp*TBVRATIO) < RR.rnd()) reject = true ;
      if (exp((double)(tbval-newtbval)*temp*TBVRATIO) < RR.rnd()) reject = true ;
に直すことで収束するようになって激しく納得いかない(-ー;;;。
(tbval-newtbval)の部分は long の引き算だが temp が double だし、どっちにしろ long -> double の変換にしくじるなんて あるのかテメー(-ー;;;。

_ あーーー判った!
実は tbval, newtbval, は unsigned long で tbval < newtbval なので掛け算や exp() に渡る前に unsigned long の引き算 -> unsigned long へ戻るっつー流れなんだ(自爆)。
気付かせてくれたやすじじ君、ありがとう。


2000年6月10日(土)

_ 怖いものを見てしまったので秘匿。

2000年6月8日(木)

_ ports を抱えたパーティションがそろそろ溢れかけてきて、 このままじゃでかいの make しようとしたときに展開できなくてしくじりそうなので、 スリムかが図れないか調べる。
なんか俺のローカルには、 リポジトリにはもう残ってない www/apache とか残ってるのよね……(--;;; じぃっと見て行くと README.html って配布対象じゃないんじゃないかと気付く。 昔 make INDEX した時にでもできたかな?(time stamp は 1998 年…(--;;;)。 さらに見て行くと…
CVSup ってローカルの CVS/ 使ってないんじゃないか
(-ー;;;。う〜ん、なんか すっげーいっぱいあるんすけど(爆)。

_ とりあえず README.html と CVS は find で消す。 空になったディレクトリもなんとか消したいが…。
けっきょく、こうするらしいのだが

17:02 <#うにっくす:Leihcrev>     # find -d . -type d | /usr/bin/perl -lne \
17:02 <#うにっくす:Leihcrev>       'opendir(D,$_);@f=readdir(D);rmdir if $#f == 1;closedir(D);'
外部で、しかも perl に頼るのはなんか好きくないんだがなぁ…。

_ 2時間ほど大学の対外接続のルータがメンテナンスと聞いて チャンスとばかりにサーバの方を shutdown する。
DNS や cache proxy で研究室内からも参照されてて 滅多に落すわけにはいかなくなっていたのだ。 机の奥から引きずり出して速攻で分解。
まず ISA/PCI なソケットに挿すタイプのダクトつきファンを、 ファンが CPU のすぐそばに来るよう配置しておいたのが 随分前からファンが回らなくなっていたので撤去する。 こいつは吸気口として使い回そうと ISA の一番下に移動。 玉突き式に ISA な NE2000互換を上にずらす(捨てろよ。っつーかせめて外せよ)。
さらに玉突き式に ISA なサウンドボードをずらす。 で、分解のもう一つの目的がこいつのジャンパの切り替え。 3.5"ベイに挿したスピーカに接続しておいたんだが 音が割れまくってて使い物にならないでいたものを、 あるときふと line out/speaker out をジャンパで切り替えていたかも…と 思い出したのでうずうずしていたんだが、案の定ジャンパがあったので切り替えておく。 最後に、玉突き式にもとのダクトファンのあった PCI な位置に スピーカのケーブルをサウンドボードの外部端子から引き回す 穴開きめくら板を動かして完成。
で、ばらした状態で電源入れてチェックしてみたら 死んだと思ったファンが動いているようなので電源つないでおくことにする。 っつーかケースファン x2, CPUファン x2, スピーカの電源を 一本のラインから取っていいのかしら(^^;;;


2000年6月7日(水)

_ http が map された filesystem っておもしろいだろうかとふと考える。 どうせ session less で read only でよかろう。 open されると path 名を URL に変換して get して渡す。 /http/hugahoge.domain/path/file を open すると http://hugahoge.domain/path/file が覗ける。
これだけならさくっとできそうだけど、俺は file system のことは 知らないのでパス。あ、caching が難しいのかも。

2000年6月5日(月)

_ FreeBSD の IP firewall の起動シーケンス
  1. kernel が option IPFIREWALL 付きで make されていると packet filter を行う
  2. kernel にこの機能は組み込まれていないが firewall_enable="YES" ならば loadable kernel module で組み込み、 packet filter を行う
  3. packet filter を行う場合 firewall_enable="YES" ならば 指定されたスクリプトで ipfw を実行する
  4. さもなくば、最低のルール番号で deny all from any to any を張る
っつーことで、最後のルールにより、 IPFIREWALL 付きで kernel を make して boot すると firewall_enable="NO" にしておいても firewall が起動して、 挙げ句の果てにすべて拒否モードで動くのでした…(--;;;
これを「設定を安全側に振る」というのかなぁ?

_ 某所に放置して管理している計算機で、必要となればすぐにでも 自前で packet filter の firewall をたてられるようにと準備しておいたら、 こーゆーかたちで仇となって1ヶ月ほどアクセスできなくなってしまったいたのでした。
う〜む、リモートで管理するのは面倒だ……(--;;;。 結局状況つかむのに、 Linux 使いのうちの師匠の現地到着まで かかってしまった……。


2000年6月2日(金)

_
http://member.nifty.ne.jp/kkudoh/InternetDisorder.htm
「出版物」や「プロファイル」のページを見ると、 書き手がどういう種類の人物か想像がつく。 ガードナーの「奇妙な論理〜だまされやすさの研究」 そのまんまだ、すげーや。

2000年6月1日(木)

_ 夜になって帰ってみれば アリのハネだらけだった……(T_T)。

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