黒山羊團右衛門暮日録[2000/02]


2000年2月24日(木)

_ う〜む C|Net め(--;;;;
あんまり更新しないんで (土日は日本が休みだから更新しない。 月曜はアメリカが日曜で翻訳対象が更新されないので更新しない。) アンテナで見張ってくれようかと思えば HEAD には返さない、<head>にはLast-Modified埋めない、</head>で 閉じない、本文中では何を気取ったか 「Last Updated: Wednesday, February 23 19:43:51 JT」 等というフォーマットを使う。 だいたいJTたぁどこのタイムゾーンだ(--;;;;。 英語の固有名詞は尽くカタカナにマップしないと気がすまないくせに なんだってそんなとこは英語表記のままなんだか(--;;;;。

2000年2月23日(水)

_ WDB/1.14 で 天野アンテナがちゃぴんあんてなの両方から natsumican.di を拾って利用しようとしたらmalloc bomb化して、 死ぬ直前まであがきまくってくれるんで、巻き添え喰って凍るやつ くたばるやつ続出してえらく往生した。
っつーか、本業の余技のコードの方で I/O まわりの高速化に付随して buffered stream I/O に 切り替えて調子見てたので enbug したかと冷や汗かいた……。 っつーか、俺の計算返せ(プログラムが abort したり計算機が勝手に halt したり (スルナ)と言うことも当然考慮に入っているので、こまめに自動で結果の backup を取って restart できるような設計しそうにはなっているんでいいけどね (いいなら言うな))。 っつー訳で、 debug がてら手動で連打してたんで、 アクセスされてた人ごめんm(_ _)m。 片方だけならうまく読めてるようだったんだがなぁ……。

_ 師匠に何をやっていたか話す。
結局、 「『できたぜ〜』言うと嘘つけーとムキになるやつが出てきて薮蛇だとナニだから 『やったぜ〜』にしよう」ということにする。べつにいいけどね……。 ずっとそれで来てるし。

_ あれ、ありがとう。人に反応されるとは思わなかったわ。
計算機の世界は流行り廃りが激しいから、 ときどきナウいツールに遷移しないとあやうい。 これでも2、3ヶ月前までは fvwm2, 19.34mule, VM とかいうのが 愛用ツールだったりしたし……。


2000年2月22日(火)

_ 毎日毎日夢見が悪くって、 寝ると余計疲れるっつーのはどういうことか(--;;;

_ 安定版の Wanderlust があまりに遅くてかつ「ゴミ箱を空にする」回りで ばぐばぐしてたので、beta 追い掛けることにして、ついでに xemacs から全部 最新版追い掛け ports 追放。
undocumented な情報がいろいろ必要で 「呟くと答えが降ってくる不思議な場所」で八つ当たりして 生活環境は回復。 1週間くらい立ち上げっぱなしにしてみないと判らないけど、 Liece と Wanderlust でフォントをふにゃふにゃするたびに 0.5秒くらい応答がなくなる症状は軽減されてるっぽい。


2000年2月9日(水)

_ 久しぶりに NetBSD-current を build したら 1.4S になってた……。 ひょっとして 1.4R 通りすぎちゃったか……。
で telnet かけると何かいつもと挙動が違う……。
To NetBSD-1.4S from FreeBSD-3.4R, OpenBSD-2.6
ouroboros{yagi(pb)}1245: telnet jormngand2
Trying 172.30.1.2...
Connected to jormngand2.
Escape character is '^]'.

*** Connection not encrypted! Communication may be eavesdropped. ***


NetBSD 1.4S (jormngand2) (ttyp1)


User not authenticated. Using plaintext username and password
login: 
gaftnochec2{yagi(p0)}1001: telnet celephais
Trying fec0::2...
Connected to celephais.
Escape character is '^]'.

*** Connection not encrypted! Communication may be eavesdropped. ***


NetBSD 1.4S (jormngand2) (ttyp3)


User not authenticated. Using plaintext username and password
login:        
From NetBSD-1.4S to FreeBSD-3.4R, OpenBSD-2.6, OpenBSD-2.6(IPv6)
jormngand2{yagi(p1)}1007: telnet ouroboros2
Trying 172.30.1.1...
Connected to ouroboros2.ccm.
Escape character is '^]'.

*** Connection not encrypted! Communication may be eavesdropped. ***
Password:
jormngand2{yagi(p1)}1005: telnet gaftnochec2
Trying 172.30.1.3...
Connected to gaftnochec2.ccm.
Escape character is '^]'.
Password:
jormngand2{yagi(p1)}1008: telnet sarnath
Trying fec0::3...
telnet: setsockopt (IP_TOS) (ignored): Invalid argument
Connected to sarnath.ccm.
Escape character is '^]'.
Password:
NetBSD から telnet かけると login: って出ねぇんですけど(^^;;;

2000年2月8日(火)

_ 書ききれなかったことを 補遺。

_ Xが落ちたのを機会に、気分を変えてEのthemeを変えてみる。
啓蒙君の手元に持ってきているthemesが名前を見てもデザインを思い出せないので全部screenshotを取っておくことにした。 themesを変えては、ちまちまとxwdでdumpする……。でそのあとにformat変換と一部領域の切り出し(何せ-rootでdumpしてるからサイズが1280x1024もあって、ちょっと確認しようにも邪魔くさい)をしなくちゃいかんのだが……、ファイルも多いし何か機械的に処理できないかね……、と訊くとImageMagickと答えが帰ってくる。結局 foreachで回しながらconvert -crop 600x400+0+0 ${i} png:${i}.pngとしたんだが、 なんだか鬼のように文句が出ていた気が……(欲しいものはできたからあとはどうでもいいんだけど)。

_ 某国物理学会の論文誌は「これをつかえ」とstyle fileを提供しているのはいいんだが、「機械処理するからTeXで書いても受け付けない」という割にはそれが未だにLaTeX2.09版……。「LaTeX2eでも動くから問題ない」とは言うんだが、それは単に「LaTeX2eのマクロをプリロードさせた処理系のLaTeX2.09のエミュレーション機能で処理できない訳じゃない」という程度の意味なので、余り意味がない。付き合っているといつまでもLaTeX2eのパッケージが利用できない……。と言うかもう2eのパッケージしか出回らないぞ。学会と付き合っていくなら現実離れしたところに縛られてろってーのは危うい……。いやどうせ209のstyle fileもボランタリーなものだし誰も面倒見ようとしないから、と言うことなんだろうとは思うけど2eなパッケージ使いたいので何処ぞの論文誌向けの2eなパッケージはなかろうかと検索。
何やら見つかる。しかしドキュメントが130ページのpdfっつーのは何とかして欲しい……。とりあえずガイドだけ印刷してインストール。\documentclassだけ書き換えてみると……、ふむ文句言いまくって止まってるな。きっとマクロがぶち当っているんだろう……、とガイドをつらつら見る。なになに、テンプレートがあるからそれこぴって中埋めろ。
わはは、あっさりできたぞ(笑)。おおかっこいい。でもさいてーしょんがちょっと趣味じゃないな、とガイドを見れば、なになに…、\documentclassのオプションで学会を指定して、それがASPの場合には論文誌ごとに指定ができてprbを選ぶとすーぱーすくりぷとにできるぜ。なんて親切設計なんだ……。やってみると……。 おおかっちょいい、見覚えのあるあの雑誌そっくりのデザインだ(^^;;;。
includeする外部の定義ファイル差し換えるだけでcitationから版面のサイズからchapter,sectionのfont,numberingまで全部替わるんだからやっぱ(La)TeXはかっこいいわ……と再認識していたのでした。またマクロ覚えようかな……。

_ T-codeだけど、2打鍵目で判定されて、all or nothing ってのもちょっと冷たいかも。1打鍵目がミスタイプか否かが2打鍵目で確定されるまで隠されているから、1打鍵目と2打鍵目のどっちを打ち間違えたのか判りにくいし、うろ覚えでポチポチ打つのには不親切。やっぱり「徐々に覚える」のを助ける機能が少ないなぁ……。
(require 'tc-setup)したら、eggと干渉しているのかeggがリターンで確定しちゃうと変換モードから落ちちゃって不便だ……。でもそのあとはC-\を2回打ってやらないと[あ]に戻ってくれない……。

_ 発作的に山ほど論文をコピーしてくる。


2000年2月7日(月)

_ うんぬは莫迦だとは良く言われる事だが 同音意字に関しては徹底的に莫迦で困ってしまう。 『「言った」「云った」「謂った」』のグループと 『「行った」「往った」』のグループは毎回逆のグループが先に出るし、 「帰る」「変える」「勝手」「飼って」「勝って」辺りも全然素直に往かない (「往かない」じゃなく「いかない」だろうに……)。 前方の単語とセットになっているから文節変換しようとすると弱いとは どこかで見た気もするが、 目的語込みで変換しようとしても誤変換するのにはうんざりする。 苦労して長文打ち込んで一括変換させてもちっとも訊きやしない (「効きやしない」だってば(--;;;)。
そんなある日、「人」と「他人」が両方出る文で 2個所とも逆に変換されたところで 某はみちゃにT-codeを勧められた。

_ なんつーかundocumentedなコツがいろいろと要るので、 覚えているうちにどこかに書いておこうとは思うけど、それとは別に第一印象を。
この手の「指が覚える」システムとしては、ローマ字変換とかemacsやviの コマンドとかnethack (hjklyubnで歩くときは方向を意識しないまま思ったところに素直に歩けるし、 「使う・鍵・足下・yes」とか「投げる・方向・もの」とかは一動作だと思う(^^;;;) なんかがあるけど、取っ掛かりの有無が全然違う。 ローマ字変換・カナ変換はキートップを探せばなんとかなるし 覚える総量も少ないので始めに何個か覚えて実地というのも可能だが、 T-codeは無秩序すぎてその手の取っ掛かりすらない。 ひたすら表を見なければならないくせにいくら覚えても、 さらに一文字を覚えるための苦労は軽減されない。 emacs/viのコマンドは必要なものだけhelpやマニュアルを見て 頻繁に使うようなら覚えるだろうし、nethackは基本的にメニューが出る。 「指が覚える」という点で同じように意識しないで自在に行えるだろうと 発想したんだと思うけど 「徐々に習得する」という事までは頭が回らなかったんだろうか。
あー、1ストローク目を打つと2ストローク目で打てる字の一覧が、 右手左手5x4でぱっと出ると初期段階では便利かも、とか思ってしまった(^^;;;。 nethackだって最初は次のコマンドを選択肢から選んでいるのが そのうち目もくれなくなるんだし(^^;;;


2000年2月3日(木)

_ egcs 2.95.2 と闘う。
エラーメッセージが何を言っているのか意味不明だったので 結局頭ではなく手を動かして探索。 一件は、template class 中で friend で global な operator を override していた 部分で function/operator 名に <T> などと付加して解決。 もう一件は、二項演算子の - を friend な global function として 単項の operator - を member function として定義していたのを、 両方とも global にすることで解決。
ふつー STL 使うからイマドキ自分で template class 書く奴なんて イネーという説はあるけど、あのコードを全部直して回るなんて嫌だ。 っつーか、俺の C++ の知識って、 2 年くらい前にストラウストラップの2版を見ながら code 書いてた頃のままだ(爆)。
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