LFS at 玄箱/NetBSD

玄箱のNetBSD 、一年ぶり近くで current に対するパッチが発表されてたんで build してみる。

LFS の安定性が…増したんだけど、速攻刺さるようになったorz

旧 kernel ではよっぽど一気に大量に書かないかぎり平気だったんだが、今度は普通に使っててもわりとあっさり刺さる。
タダシ、昔のだと OS ごと凍って勝手に reboot かかっていたのが、今度は当該 process が disk 待ちで無反応になる他は普通に動いてる。確かに安定性は増してる。すぐ死ぬようになったけど。

あと、 reboot 後 fsck でちゃんと修復されるようになった。昔のだと必ず login してから手動で umount, fsck -fy してやる必要があったけどそれは直ってるっぽい。すぐ死ぬようになったけど。

あと、電源ひっこ抜かなきゃ shutdown もできなかったのが、電源長押しとかで( kuro_avrd) でいつのまにかちゃんと落ちるようになってた。すぐ死ぬようになったけど。

昔の kernel (4.99.33) がどれくらい安定していたかと云えば、 src tree から objdir から全部 LFS に置いて、問題なく buildworld できた程度。今 (4.99.72) じゃ tools も終わらん。 configure の途中で刺さってたり…。

backup 用ストレージがこれじゃ使いものにならんなぁ……。とりあえず userland は 4.99.72 のまま、 kernel だけ 4.99.33 で運用…。

随分ひさしぶりだったので、0から手順構築。

  1. TNF のリポジトリを rsync で取得
  2. checkout
  3. local repository に importl
  4. tag
  5. ログとりながら patch あてる
  6. ログを確認して、新規ファイルを cvs add
  7. commit
  8. sh build.sh -u -U -O /home10/obj tools kernel=YAGIBOX
  9. sh build.sh -u -U -O /home10/obj distribution

なんでか、 build.sh 経由で作った kernel では起動しないので、 tooldir 以下の nbconfig を使って、手動で

config;make depend;make

kernel を玄箱の Linux パーティションの boot 以下に置いて reboot。

この kernel 下で改めて build.sh で kernel build。こっちはちゃんと起動する。

ところが、この新 kernel で起動すると、次の install=/ の途中で刺さって止まるので旧 kernel で

  1. build.sh -T /home10/obj/tooldir.4.99.32-powerpc/ -u -U -O /home10/obj install=/
  2. この install process で表示されたとおりに postinstall.sh を実行。
  3. /usr/sbin/etcupdate

とりあえず終わり


22:35:00 - 23.09.08 - kuroyagi - ファイルサーバ - 4023x