買ったのは大分前だったんだが、やっと一冊読み終わったんで今頃記述。
地下鉄で読んでたら10分ぐらいづつ細切れになって、時間はかかるしちっとも頭に入んないし…。
「縦書きの本」という程ではないが、かといって技術書というほどでもない。 …ないっちゃーないんだが、それでも理解するのに必要な深さまではちゃんと書いている。 情報の出所は google 自身による論文なんだが、著者がちゃんと考察加えてる。 google技術というと、俺的には google FS だったんだが、読んでみると沢山ある分散技術の中の one of them って感じ。いや、それでも重要性は高いんだが。 そもそも、使い道的にふつーの filesystem と大分違うし。 ともかく、徹頭徹尾分散技術。 あらゆる独自技術がみんな分散処理してて、しかも互いに分散処理のコンポーネントとして利用しあっている。 google FSも、ファイルシステムである一方、他の分散処理用の、分散バックアップシステムになってるとか。 どの分散処理も、構造は単純、マスターにあまり依存させないことで、 ノードを追加すれば勝手に組込まれ、死んだノードは勝手に無視されるようになっていて、 しかもスケールする。すげーもんだ。 google のコンピューティングリソースは、スパコンのトップ500とかとは全く別方向へ進化を見せていて、しかも世界にここにしかない巨大コンピュータ環境になっていそうだなぁ…。 | これから読みます…。また電車の中ででも。 |